アリババやテンセントなど、中国を代表するIT企業まとめ
日本ではAmazonやgoogleなどのアメリカ企業と比べると中国のIT企業を知る人はまだまだ少ないですが、既に日本の大手IT企業の時価総額を遥かに超える企業が多数存在します。時価総額だけでなく、実際に技術面でも世界に影響を与えるような企業も出始めています。
そこで今回は、中国を代表するIT企業について整理してみました。ご参考くださいませ。
目次
アリババ(Alibaba)
中国最大のECサイト、TaobaoやTmallを運営。ECサイトのほか、クラウドサービスや決済事業、そのほか様々なベンチャー企業に出資していて中国国内での影響力は絶大です。ニューヨーク証券取引所と香港証券取引所に重複上場しています。
本社 | 中国浙江省杭州市 |
市場情報 | NYSE:BABA、SEHK:9988 |
企業HP | https://www.alibabagroup.com/en/ |
テンセント(Tencent)
ほぼ全ての中国人が利用すると言っても過言ではない、チャットアプリ、WeChatを運営。その他、様々な人気ゲームや決済事業など、様々なIT関連サービスを網羅。アリババ同様に様々なベンチャー企業に出資し、大きな影響力を持っています。香港証券取引所に上場しています。
本社 | 中国広東省深セン市 |
市場情報 | SEHK:700 |
企業HP | https://www.tencent.com/ |
バイドゥ(Baidu)
中国最大の検索エンジン、百度を運営。Baidu、Alibaba、Tencentの頭文字をとって、BATと呼ばれていますが、ここ最近はアリババ、テンセントと比べると影響力は弱め。ニューヨーク証券取引所に上場しています。
本社 | 中国北京市 |
市場情報 | NASDAQ:BIDU |
企業HP | http://ir.baidu.com/ |
美団(Meituan)
中国最大のフードデリバリーサービスを展開する美団。2015年に口コミ情報サイトを運営する大衆点評と合併して、美団点評となったが、社名を美団に変更しています。香港証券取引所に上場しています。
本社 | 中国北京市 |
市場情報 | SEHK:3690 |
企業HP | https://about.meituan.com/ |
バイトダンス(ByteDance)
中国最大のフードデリバリーサービスを展開する美団。2015年に口コミ情報サイトを運営する大衆点評と合併して、美団点評となったが、社名を美団に変更しています。香港証券取引所に上場しています。
本社 | 中国北京市 |
市場情報 | 未上場 |
企業HP | https://www.bytedance.com/ja/ |
ネットイース(NetEase)
ポータルサイト網易や大ヒット連発のゲームAPPメーカー。荒野行動や陰陽師は日本でも人気があります。考拉という越境ECに特化したサービスも展開していたが、そちらはアリババに売却。ニューヨーク証券取引所と香港証券取引所に重複上場しています。
本社 | 中国広東省広州市 |
市場情報 | NASDAQ:NTES |
企業HP | http://ir.netease.com/ |
京東商城(JD)
アリババに次いで中国第2位のECサイトを運営。アマゾンに似たモデルで、京東名義で商品を販売し、京東独自の物流網を構築しています。ニューヨーク証券取引所と香港証券取引所に重複上場しています。
本社 | 中国北京市 |
市場情報 | NASDAQ:JD、SEHK:9618 |
企業HP | https://corporate.jd.com/ |
トリップドットコム・グループ
中国国内ではOTAプラットフォーム、Ctrip(携程)。日本を含む世界ではTrip.com名でサービスを展開しています。ニューヨーク証券取引所に上場しています。
本社 | 中国上海市 |
市場情報 | NASDAQ:TCOM |
企業HP | https://investors.trip.com/ |
編集後記
以上8社になりますが、日々新しい会社やサービスが生まれているのが中国です。気になる企業を見つけ次第、随時追加していきたいと思います。
【更新日】2020年10月30日