コロナ禍のオススメ熱中症対策グッズまとめ

今夏は、静岡県浜松市で国内最高気温タイ記録41.1℃を観測したほか、全国各地で40℃に迫る気温が観測されています。これだけ猛暑日が多くなると、熱中症になるリスクも高まってしまいますよね。

しかし、熱中症は予防をすれば完全に防ぐことが可能と言われています。今回は、熱中症を防ぐために、オススメのグッズをご紹介したいと思います。



目次

熱中症対策グッズ

帽子・日傘

暑さを避けたくても、天気が良い日は日差しを浴びずに外を歩くことは難しいですよね。直射日光が当たっている場合と当たっていない場合では、温度に差が出てきます。日本人に多い黒髪は、直射日光が当たると熱を吸収しやすいと言われています。帽子や日傘を利用し、少しでも直射日光が当たるのを防ぎましょう。帽子は、白系の色でつばが広く、通気性の良い帽子をオススメします。

日傘は、女性用に限らず男性用のものも販売されています。今年は新型コロナウイルス感染症の予防策としてソーシャルディスタンス(フィジカルディスタンス)が推奨されていますので、お互いに日傘をさすことで自然に人との距離が保てるという効果も期待できるかもしれません。

空調服(ファン付き作業着)

外で作業中の方が着用されているのをよく見かけます。汗をかくと、汗の水分が蒸発する際に熱が奪われ(気化熱)、体温が低下するわけですが、この人間の温度調節機能を利用したのがファン付き作業着。

外の作業でも涼しく快適に過ごせるそうで、もうこれなしでは外で作業はできない!という声も実際に聞きました。そのままクーラーの効いた部屋に入ると寒すぎるほどだとか。ファン作動中は服が膨らむので見た目が気になる人もいるようですが、オシャレなものもあるので、自分好みのものを探してみてくださいね。

よしず・すだれ・遮光カーテン

炎天下に限らず、室内でも起こり得るのが熱中症の怖いところ。夜間の睡眠時に熱中症になってしまうケースも少なくないそうです。エアコンや扇風機をうまく利用するのはもちろんですが、すだれやよしず、サンシェードなどを活用して日中の室温を少しでも下げましょう。

また、よしずに水をかけると気化熱で外気よりも涼しい風が入ってきます。よしずが大きくて使えないという方は、すだれを利用してみるのも良いですね。

温湿度計

熱中症は、高温多湿の環境下で起こりやすくなります。温湿度計を置いて、自分がいる場所の温度や湿度をこまめに確認することをオススメします。特に、乳幼児や高齢者のいる家庭では体感に頼らず温湿度計を活用し、快適な環境づくりを意識しましょう。

ご高齢の方には大きな数字で表示される温度計をプレゼントし、「暑いときに」ではなく、「温度計で28℃を超えたら必ずエアコンをつけるようにね」などと伝えておくのが良いかもしれません。中には熱中症の危険度が表示されたりアラームがなったりするものもあります。

ネッククーラー

体温を下げるときには脇の下や首、脚の付け根を冷やすのが効果的と言われています。暑いときには首元を冷やすネッククーラーを利用して少しでも快適に過ごしましょう。保冷剤などを使うものや電動のものなど、様々なものが販売されています。自分に合ったものを見つけてみてください。

スポーツドリンク

熱中症対策としてこまめな水分補給を心がけている人は多いと思います。しかし、水分であれば何でも良いわけではありません。利尿作用があるアルコールは、飲んだ分以上の水分が排泄されてしまうと言われています。カフェインを含むコーヒーなどにも利尿作用があるので、熱中症対策として飲むならばノンカフェイン飲料の方が良さそうですね。

また、運動や作業で大量の汗をかくときには、水分だけでなく塩分も補給する必要があります。その際にはスポーツドリンクがオススメです。水と塩飴なども良いと思います。ただし、スポーツドリンクや飴には糖分も塩分も入っているので、とりすぎにはご注意を。

編集後記

日頃から運動をし、汗をかく習慣があると熱中症になりにくいと聞きますが、もう暑くなってしまった今から始めるわけにはいきませんよね‥‥。暑さに強い体づくりは先延ばしにすることにして、無理をせず、我慢をせず、便利なグッズをうまく活用したいと思います!

今夏はコロナ対策もあるので大変な状況ですが、しっかり熱中症対策もしながら、暑い夏をなんとか乗り切っていきましょう。