全国旅行支援「ただいま東京プラス」と都民割「もっとTokyo」の併用方法まとめ

10月20日から、東京でも全国旅行支援「ただいま東京プラス」が始まりました。東京都内在住の方は、都民割「もっとTokyo」と併用することで、さらにお得に旅行できます。そこで今回は、それぞれのキャンペーンの内容および併用する場合の注意点などについてまとめてみました。

また、年明け2023年以降の全国旅行支援については、別ページでまとめておりますので、そちらもご参考くださいませ。

年明け以降2023年の全国旅行支援情報まとめ

全国旅行支援特設ページ@楽天トラベル

全国旅行支援特設ページ@JTB

全国旅行支援特設ページ@日本旅行



目次

全国旅行支援「ただいま東京プラス」の概要

全国旅行支援のみを利用する場合の概要は以下の通りです。

期間 2022年10月20日(火)~12月20日(火)
割引率 40%
割引上限額(1人1泊(回)当たり) 交通付宿泊旅行商品 8,000円、宿泊のみ・日帰り旅行商品 5,000円
クーポン券(1人1泊(回)当たり) 平日3,000円、休日1,000円
利用条件 本人確認書類およびワクチン3回目接種証明書、またはPCR検査等の陰性証明書の提示
旅行代金の下限 1人1泊(回)当たり平日5,000円、休日2,000円
連泊上限 1旅行につき連泊か否かを問わず7泊まで
平日と休日の定義 宿泊旅行商品は宿泊日とその翌日ともに「土・日・祝」の場合、日帰り旅行商品は利用日が「土・日・祝」の場合、それ以外は平日
その他詳細 キャンペーン特設サイトただいま東京プラスをご確認ください。

都民割「もっとTokyo」の概要

都民割のみを利用する場合の概要は以下の通りです。

期間 2022年10月20日(火)~12月20日(火)
助成額※定額(1人1泊(回)当たり) 宿泊旅行 5,000円、日帰り旅行 2,500円
※生年月日が2004年4月2日以降の18歳以下の子供は、1人1泊(回)1,000円上乗せ。ただし、参画事業者や商品によっては取り扱いがない場合があるため注意が必要
※旅行代金ゼロの乳児等は、子供の上乗せ助成も含めて助成の対象外
対象者 東京都内を旅行する都内在住の方(予約時点・旅行時点ともに都民であること)
利用条件 本人確認書類およびワクチン3回目接種証明書、またはPCR検査等の陰性証明書の提
旅行代金の下限 宿泊旅行1人1泊当たり6,000円、日帰り旅行1人1回当たり3,000円
連泊上限 1旅行につき連泊か否かを問わず5泊まで
その他詳細 キャンペーン特設サイトもっとTokyoをご確認ください。




全国旅行支援と都民割を併用する場合の注意点

基本的には全国旅行支援と都民割の併用が可能となっていますが、事業者によっては併用不可としている場合もありますのでご予約前に必ずご確認ください。

また、適用条件等も事業者によって異なる場合があります。注意事項等を熟読の上、ご予約にお進みください。

最低旅行代金に注意

併用する場合、先に都民割「もっとTokyo」を適用し、その金額をもとに全国旅行支援「ただいま東京プラス」の助成額を算出することになります。そのため、旅行代金の下限(最低旅行代金)に注意してください。

・宿泊旅行の場合 平日:11,000円以上、休日:8,000円以上
・日帰り旅行の場合 平日:8,500円以上、休日:5,500円以上

これらを満たす商品であれば対象となります。※平日と休日の定義については上記<全国旅行支援の概要>をご覧ください。

例:大人2人、平日に都内のホテル(1人1泊11,000円)に1泊した場合
旅行代金合計22,000円から「もっとTokyo」の助成額5,000円×2=10,000円を割引きます。22,000円-10,000円=12,000円。

12,000円に対して全国旅行支援「ただいま東京プラス」を適用し、12,000円×40%=4,800円 < 割引上限5,000円×1泊×2人=10,000円となるため、低い金額である4,800円を割引きます。12,000円-4,800円=7,200円。

割引後支払額7,200円、クーポン6,000円分付与(3000円×1泊×2人)

最大助成額はいくら?

単純に考えると最大助成額は平日の交通付宿泊旅行の場合であり、大人の場合1人1泊当たり割引13,000円(もっとTokyoの5,000円+ただいま東京プラスの8,000円)に加えて3,000円分のクーポン付与となります。

しかし、両キャンペーンを併用する場合は「東京都民が都内を旅行する」ということが前提のため、その中で交通付宿泊旅行の基準を満たす商品が実際にあるのかは不明です。あったとしても対象となる商品は非常に限られることから、ここでは交通なしの平日宿泊旅行の場合ということで考えてみます。

その場合、最大割引額は大人1人1泊当たり10,000円(もっとTokyoの5,000円+ただいま東京プラスの5,000円)そして3,000円のクーポン付与となります。その助成額を最大まで利用するには、1人1泊当たり17,500円の宿泊旅行をするのが良いでしょう。計算は以下の通りです。

まず、もっとTokyoの割引で17,500円-5,000円=12,500円となります。そして、ただいま東京プラスの適用により12,500円の40%である5,000円(割引上限も5,000円)を割引きすると、12,500円-5,000円=7,500円。よって、割引後の支払額は7,500円となり、そこにクーポン3,000円分が付与されます。

1人1泊当たりの料金が17,500円を超えても助成額は増えず、料金が上がれば支払額は増えます。17,500円を下回れば助成額を最大限利用することはできませんが、料金が下がれば支払額は下がります。

いずれにせよ、平日と休日ではクーポン付与額が異なるため平日の旅行が一番お得ですね。




連泊上限は?

全国旅行支援「ただいま東京プラス」の場合は、連泊の上限は7泊までとなっていますが、都民割「もっとTokyo」では5泊までとなっています。そのため、両キャンペーンともに助成を受けるには5泊までとなります。

ただし、旅行会社によっては都民割の連泊上限を別で定めている場合があります。例えば、楽天トラベルでは「もっとTokyo」クーポンの利用は1泊までと明記されています。ご予約前に、それぞれの予約サイト等でご確認ください。

旅行代金0円の乳幼児は?

都民割「もっとTokyo」では、旅行代金のかからない乳幼児の場合は子供の上乗せ助成も含めて助成の対象外となっていますが、全国旅行支援「ただいま東京プラス」では乳幼児も1人としてカウント可能です。カウントする場合はクーポンの付与もあります。

ただし、乳幼児を含めることで旅行代金の下限を下回ってしまう場合は助成の対象外となってしまうため、その場合は含めずに計算することも可能とのこと。ただし、事業者によって対応が異なる場合がありますので事前にご確認ください。

また、全国旅行支援全般におけるお子様連れの旅行については別記事<>をご参照ください。<>には、良かったら子連れ旅行の場合の記事を貼り付けてください。

オススメの旅行予約サイト

様々なオンライン予約サイトが全国旅行支援に対応されていますが、ここではオススメの数社をピックアップしてみました。ご参考くださいませ。

楽天トラベル

全国旅行支援の割引やクーポンに加えて、楽天ポイントが貯まります。

じゃらん

全国旅行支援の割引やクーポンに加えて、Pontaポイントが貯まります。

JALダイナミックパッケージ

JALの航空券と宿泊を組みわせたダイナミックパッケージのみになりますが、定期的にタイムセールも開催されているのでオススメです。

JTB

旅行業界大手ということで、多様なプランの旅行が予約可能です。

編集後記

東京都では20日から開始された全国旅行支援ですが、JTBなどでは既に販売終了となるなど人気の高さがうかがえます。とはいえ、まだ販売を開始していない事業者もあります。まだまだ諦めずに探してみてくださいね。

なお、ここでは細かい規定等については触れておりませんので、ご予約前には旅行予約サイト等で詳細や規程のご確認をお願いいたします。また、全国旅行支援「ただいま東京プラス」と都民割「もっとTokyo」両キャンペーンの特設サイトもそれぞれご確認ください。