巨大地震に備えておくべき防災グッズまとめ
世界有数の地震大国と言われる日本。台風などと違い、事前に地震の発生時期や場所などを確度高く予測することは難しいと言われています。とは言え、何も対策ができないわけではありません。
地震が発生した場合に少しでも被害を抑えられるよう、家の中の安全対策をするなど日頃からできる備えをしておきましょう。以下防災グッズ情報まとめてみましたので、ご参考くださいませ。
目次
家の中の安全対策として
家具などのレイアウトを見直す
地震によって家具などが転倒することが考えられます。避難の妨げや怪我の原因になったりすることがないよう、部屋の窓や入口付近には家具を置かない、寝室には背の高い家具を置かないなどの工夫をしましょう。背の低い家具で揃えることも一つの案として考えられます。
また、棚を使った収納の際には、重いものは低い場所へ入れるようにすることも忘れないようにしてください。
転倒防止グッズ
・L字型金具
重心が低いほど倒れにくくなるはずですが、建物自体の構造や高さによって揺れ方も違えば、その家具の置かれた状況よって倒れやすさも異なります。家具の転倒を防ぐには、できるだけ建物に直接家具を固定をしておくのが良いようです。
・突っ張り棒タイプ
天井との隙間が少なく奥行きのある家具の場合、突っ張り棒タイプのものを利用するのも効果があるようです。
・耐震マット
パソコンやテレビ、電子レンジなどの家電の底に貼るだけで転倒防止に役立ちます。
食器棚すべり止めシート
シートを敷いておくだけで食器類が滑りにくくなります。
飛散防止フィルム
大きな揺れで窓や食器棚のガラスが割れることが考えられます。割れたガラスはケガのもとにもなりますし、避難を妨げる一因にもなり得ます。辺り一面に飛び散り二次被害につながることを防ぐため、ガラス面にはフィルムを貼ることをオススメします。
ライフラインの遮断に備えて
懐中電灯・ランタン・キャンドル
震災による停電は、場合によっては数日から数週間続くことがあります。暗闇の中では身動きがとれなくなるため、灯りとなるものを用意しておきましょう。
携帯ラジオ
停電時には、テレビはもちろんインターネットからも情報を得ることが難しくなることが考えられます。災害時の情報収集のために携帯ラジオを持っておくことをオススメします。電池と手回し両方とも使えるものもあるのでお好みのものを探してみてください。
電池
電池が必要な懐中電灯やラジオなどをお持ちの方は、それらで使用する電池を余分に用意しておくことも忘れずに。
カセットコンロ・カセットガス
ガスが止まった場合や、オール電化の住宅では停電した場合に備えてカセットコンロとカセットガスをセットで用意しておきましょう。簡単な調理ができるだけで食事の幅が広がります。
モバイルバッテリー
災害時にはスマホが唯一の連絡手段となることが考えられます。状況や情報を確認するためにも欠かせないツールです。いざという時にスマホの充電が切れて使えないことがないよう、モバイルバッテリーを用意しておくことをオススメします。
ポリタンク
日頃からお風呂やポリタンクに水をためておくなどの備えが推奨されていますが、地震は突然起こるため、前もって十分な生活用水を確保しておくことはなかなか難しい点もあると思います。 断水になった場合、ポリタンクがあると給水場所からの水汲みが楽になると思います。使いやすいようにコックをつけておくことをオススメします。
水のいらないシャンプー
断水が長く続く場合に備えて、水のいらない衛生用品を備えておくと良いでしょう。水のいらないシャンプーやウェットティッシュ、歯磨きシートなど必要に応じて用意してみてください。
簡易トイレ
断水時など、水洗トイレが使えなくなった場合に欠かせない簡易トイレ。トイレ問題は、災害時に困ったこととしてよく挙げられる問題でもあります。様々な種類が販売されていますので、使いやすいものを選んで備えておきましょう。
飲料水
災害に備えるには、1人1日約2リットルから3リットルの水が必要だと言われています。夏場の停電時には熱中症のリスクが高まるため、スポーツドリンクを用意しておくのも良いと思います。野菜ジュースなどもオススメです。
常温で保存可能な食料
冷蔵庫が使えなくなることを想定し、常温で保存ができる食べ物を備蓄しておいてください。長期停電を考えると、レトルト食品や缶詰、カップラーメンなど常温で保存可能で簡単に食べられるものを用意しておくのが良いと思います。ビスケットやチョコレート、おせんべいなどのお菓子も用意しておくと、心の癒しになるかもしれまん。
防災リュック
避難が必要な場合に備え、非常用持ち出しバッグは常に準備しておいてください。必要最低限のものがセットになった防災リュックが販売されています。中身を確認した上で、必要に応じて追加をする形で使用することをオススメします。
編集後記
緊急地震速報が流れるとは言え、突然襲ってくる地震の揺れ。地震が発生したときに自宅にいるとは限らず、いつどんなときでも周囲の状況に応じて身を守る行動をすることがまずは大事になってきます。
緊急地震速報が流れたときの具体的な行動については<緊急地震速報を見聞きしたときは(気象庁ホームページ)>をご覧ください。また、災害発生時の避難経路や避難場所、家族との連絡手段の確認などを定期的にしておくことをオススメします。